令和7年度
自律型無人探査機(AUV※)利用実証事業
~AUVの新たな利用が期待される現場での事業化を目指した実証事業~
※AUV:Autonomous Underwater Vehicle

自律型無人探査機(AUV)は、今後の海域利用における省人化や海中の可視化に資する有望な技術であり、政府はAUVの国産化・産業化を実現するべく、社会実装に向けた戦略(2023年12月総合海洋政策本部決定)をとりまとめ、海洋開発等重点戦略(2024年4月総合海洋政策本部決定)とその別紙としての工程表を作成し、その推進を図っているところです。
本事業は、こうした方針に沿ってAUVの利活用が期待される場面での実証試験を実施することで、社会実装に向けた制度環境の整備や、より実用的な製品の開発等につなげることを目的とするものです。

 

AUV利用実証試験の公募結果について

  • 内閣府総合海洋政策推進事務局では、以下に示す2つのカテゴリーの実証試験の目標を対象として 提案を募集し、審査委員による審査を経て、10件の応募から3件を選定しました。

    ●洋上風力発電施設の維持管理モデル構築
    洋上風力発電施設の維持管理におけるAUVの効果的・効率的な運用の形態・方法、必要とされる機能・性能、社会実装に向けた技術開発や課題解決等のステップを明らかにすることを目指すもの。
    ●その他利用用途ビジネスモデル構築
    上記以外でのAUVの利用用途において、実現可能なビジネスモデルを導出することを目指すもの。
 

AUV利用実証試験の公募について

内閣府総合海洋政策推進事務局では、AUV利用実証試験の実施者を公募します。実施を希望される方は、下記の公募要領に従って応募書類をご提出ください。なお、令和7年4月9日(水)に、公募説明会(オンライン)を開催いたしますので、詳細は公募要領にてご確認ください。

  • 公募要領

    公募要領 [PDF] 4/14付改訂版(P15 内閣府の問い合わせ先担当者名の変更)
    ※説明会で使用した概要説明資料 [PDF] 補足説明事項:
    代表実施者として複数の提案を行うことはできませんが、共同実施者として複数の提案(例えば、3.1 実証試験の目標の2つのカテゴリーのそれぞれへの提案)に応募することは可能です。なお、その場合、審査の段階で、複数の利用実証に共同実施者として参画することで利用実証の実施等に支障が生じないかといった点から妥当性、実効性などを確認することになります。

  • 公募期間

    令和7年4月4日(金)~令和7年5月14日(水)12:00(正午)

  • 公募説明会

    令和7年4月9日(水) 10:30~12:00 (オンライン)


    応募をご検討の方は、可能な限り公募説明会への参加をお願いします。
    公募説明会への参加を希望する方は、下記URLから事前登録(氏名、メールアドレス、所属等)をお願いします。
    登録後、説明会の接続情報が送られてきます。
    なお、本説明会への参加は、応募の必須条件ではありません。

    【公募説明会への事前登録】
     https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_ikHrSfoUQ_yvOOWOHOB-Tw

  • お問い合わせ

    AUV実証事業事務局付(一般財団法人日本宇宙フォーラム)
    auvdemo@jsforum.or.jp